幕末〓冷血の鬼
「土方さん。抜け駆けはズルいですよ!」


(やはりそうか…)


此奴らは俺をどう思ってやがる。


怒りの気持ちを抑え、恋花との事を話したが平助と総司は疑いの目で俺を見る。


「土方さん。わかりました。」

天井から山崎が降りてきて恋花は驚いた顔をしていた。


(やっと来たか)


「俺達は、話があるから行く。お前らも自分の仕事きちんとやれよ。」


俺はそう言って部屋を出た。


「土方さん、清河の行動わかりました。」


「近藤さんの部屋で話そう。」

俺らは、近藤さんの部屋に向かった。
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