四行だけのラブレター
行
それから私は、平に告白することを決めた。
ーー…ちょっとだけ、可能性があるかもと…。
そう思って。
それなのに…。
「え?京ちゃん、どうしたのよぉ…」
何故か京ちゃんに呼び出され、頭を下げられた。
「彩愛が好きなんだ。付き合ってくれ…!」
えぇ…!?
何これ。
今、平に告白しに行くとこなんですけどぉ!?
「京ちゃん…ごめんなさい。私は、京ちゃんは…友達だって、親友だって思ってるからさ…」
それにしても、最悪。
小百合、これじゃダメじゃない。
京ちゃんの好きな人が私で
私が好きな人は平で
平は不明で
小百合が京ちゃんを好きで…。
もう、嫌になる。
ーー…ちょっとだけ、可能性があるかもと…。
そう思って。
それなのに…。
「え?京ちゃん、どうしたのよぉ…」
何故か京ちゃんに呼び出され、頭を下げられた。
「彩愛が好きなんだ。付き合ってくれ…!」
えぇ…!?
何これ。
今、平に告白しに行くとこなんですけどぉ!?
「京ちゃん…ごめんなさい。私は、京ちゃんは…友達だって、親友だって思ってるからさ…」
それにしても、最悪。
小百合、これじゃダメじゃない。
京ちゃんの好きな人が私で
私が好きな人は平で
平は不明で
小百合が京ちゃんを好きで…。
もう、嫌になる。