君への距離~クリスマスの奇跡~




「リサちゃん!!」



追いかけようとしたシオの手を翼が掴む。



一足先に飛び出していった杏の背中を見ながら、翼は首を横にふる。




「杏ちゃんに任せといたほうがいい。


…ちょっと、2人で話そ」




翼はシオを連れて外に出た。






< 133 / 224 >

この作品をシェア

pagetop