君への距離~クリスマスの奇跡~
偵察
ウィーン…
「いらっしゃいま……!!」
翼は自動ドアの開く音に反射的にあいさつをしてびっくりした。
そこにはリョースケと杏がニヤニヤしながら立っていた。
「…翼チャン、ローソンの制服も似合うやぁぁ-ん♪」
リョースケがからかう。
杏がリョースケの足を蹴る。
「…お、おつかれ!」
杏が申し訳なさそうに右手をあげる。
「杏ちゃん!…どうしたの?」
「あんなぁ-、翼クンがローソン女とパ…」
「なんでもないよ!!リョースケがどうしてもプリン食べたいって言って…」
杏は慌ててリョースケの言葉をさえぎり店の奥に連れていく。
「…プリン?」
翼は不思議そうな顔をしていたが、内心杏の顔が見れて嬉しかった。
杏たちがデザートコーナーで騒いでいると、奥からペットボトルの入った箱を持って女の子が出てきた。
バイトのようで、きっと同い年くらい。
髪はロングで巻いていた。化粧もバッチリで大人っぽい。
背も高いし、スタイルもいい。
「ローソン女…」
リョースケがヒソヒソ声で杏に耳打ちする。
「バイト仲間だよ…ただの!!」
「いらっしゃいま……!!」
翼は自動ドアの開く音に反射的にあいさつをしてびっくりした。
そこにはリョースケと杏がニヤニヤしながら立っていた。
「…翼チャン、ローソンの制服も似合うやぁぁ-ん♪」
リョースケがからかう。
杏がリョースケの足を蹴る。
「…お、おつかれ!」
杏が申し訳なさそうに右手をあげる。
「杏ちゃん!…どうしたの?」
「あんなぁ-、翼クンがローソン女とパ…」
「なんでもないよ!!リョースケがどうしてもプリン食べたいって言って…」
杏は慌ててリョースケの言葉をさえぎり店の奥に連れていく。
「…プリン?」
翼は不思議そうな顔をしていたが、内心杏の顔が見れて嬉しかった。
杏たちがデザートコーナーで騒いでいると、奥からペットボトルの入った箱を持って女の子が出てきた。
バイトのようで、きっと同い年くらい。
髪はロングで巻いていた。化粧もバッチリで大人っぽい。
背も高いし、スタイルもいい。
「ローソン女…」
リョースケがヒソヒソ声で杏に耳打ちする。
「バイト仲間だよ…ただの!!」