君への距離~クリスマスの奇跡~
「あっ!」
腹筋していた大次郎がグランドにかけこんでいた翼を見つけて顔を輝かせた。
「翼先輩~!」
ブンブン手をふる大次郎に翼は苦笑いしながら右手をあげた。
「遅せぇぞ!」
アツシが叫ぶ。
翼は慌てて走ってきた。
「ごめん、ごめん!夜勤明けで…」
「最近働きすぎじゃね?ローソンに就職する気か!」
リョースケがつっこむ。
「しねえよ!…ケンジ、隣いい?」
翼はケンジとリョースケの間に入ろうとする。
「いやっ!こっち入ってください!」
ケンジはそう言って杏の隣を空ける。
「ケンちゃん、気つかわんくていいのに!」
杏は笑いながら言った。
「そりゃ、翼と杏に挟まれたら申し訳なくなるわ!」
マサキも笑う。
「じゃあ…」
翼はそう言って杏の隣に座る。
3年は翼、杏、アツシ、シオ、リョースケ、マサキの6人。
2年は大次郎、ミケ、ムラ、タカの4人。
そして全国制覇の影響でたくさん入部してくれた1年はケンジ、コースケ、ミツマサなど…9人。
計19名が今のレッドストロンガーズのメンバーである。
腹筋していた大次郎がグランドにかけこんでいた翼を見つけて顔を輝かせた。
「翼先輩~!」
ブンブン手をふる大次郎に翼は苦笑いしながら右手をあげた。
「遅せぇぞ!」
アツシが叫ぶ。
翼は慌てて走ってきた。
「ごめん、ごめん!夜勤明けで…」
「最近働きすぎじゃね?ローソンに就職する気か!」
リョースケがつっこむ。
「しねえよ!…ケンジ、隣いい?」
翼はケンジとリョースケの間に入ろうとする。
「いやっ!こっち入ってください!」
ケンジはそう言って杏の隣を空ける。
「ケンちゃん、気つかわんくていいのに!」
杏は笑いながら言った。
「そりゃ、翼と杏に挟まれたら申し訳なくなるわ!」
マサキも笑う。
「じゃあ…」
翼はそう言って杏の隣に座る。
3年は翼、杏、アツシ、シオ、リョースケ、マサキの6人。
2年は大次郎、ミケ、ムラ、タカの4人。
そして全国制覇の影響でたくさん入部してくれた1年はケンジ、コースケ、ミツマサなど…9人。
計19名が今のレッドストロンガーズのメンバーである。