【短編】ビターチョコレート。
「7時かぁ...」




寂しさが溢れるこの家で私は一人呟いた。




一応リビングにご飯を運ぶ事にした。




ご飯を全て運び終わらせ私は携帯を覗く。




相変わらずメールや電話は誰からも来ない寂しい携帯と睨めっこ。




時刻を見たら、7時30分。




"不安な事があるならちゃんと陸君と二人で話し合いなネ?"




昼間の七瀬の言葉を思い出した。




"7時半かぁ。。。陸はまだ仕事中だけどメールを入れておくぐらいいいよね?"




私はそう思い陸にメールを打つことにした。
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