君と僕と、魔法鏡




鏡の向こうの世界で
生きる君。


互いの目に写るのは
自分の望む、
本当の世界の姿。



君が【それ】を嫌う度、
僕は【それ】が愛しくなる。

僕が【それ】を嫌う度、
君は【それ】が愛しくなる。




君が当たり前に嫌う
【それ】は
僕には決して
手の届かない場所にあるんだ。








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