時をかけた僕等

3時間パックで入ったものの
あと30分だけ、あと30分だけと繰り返し結果2時間も延長していた。


愛美「このあとど-する?」


車に乗り込み今後の活動を話し合う。


由梨「お互い明日休みだしカラオケでも行くか!!」


愛美「了解!!」


愛美の運転する車が動き出した。


窓を開けると夜風が冷たくて気持ち良かった。


国道を走る愛美の車。
真夜中という事で車の数も少なかった。


愛美達の前に一台と後ろに一台が長い国道を連なって走る。


愛美「カラオケ何歌おうかなー」


その時だったー


由梨「え?」


前の車が急ブレーキをかけた。

愛美「キャー!!」


ガッシャーーン!!!


愛美の急ブレーキも間に合わず前の車に追突した。


愛美の後ろを走っていた車もブレーキに間に合わず愛美の車に追突した。



運転席と助手席からはエアバックが作動していて愛美と由梨はエアバックにもたれ掛かっていた。


頭からは血を流していたー




由梨「・・・・・愛美・・・生きてる?」



愛美「・・・・・生きてる。ごめん由梨・・・」




由梨「・・・・前の・・・車が・・・悪いから・・・許す」



そして
二人共意識を無くしたー





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