時をかけた僕等
「はい静かに-!!それじゃあ今から体育館に行くから先生について来-い」
生徒達は席を立ち順々に教室を出て行った。
由梨「愛美!!川村君ってさ・・・」
愛美「アタシも思ってた。つ-か久商と同じクラスじゃん♪しかも名前赤松だって」
由梨「今は久商の話しは後にしようよ。川村君もタイムスリップして来た?」
愛美「そんな気がする。だいたい入学式に茶髪って変だし高1の顔じゃないよ。明らかに成人してる顔。久商は昔から老けてたけどさ」
由梨「ど-する?」
愛美「問い詰めるべし!!行くよ!!」
愛美が走り出したので由梨も後を追った。
川村と赤松はまだ教室を出たばかりで廊下を歩いていた。
愛美「チョット!!!」
愛美が川村の制服の袖を掴んだ。
川村「へ?」
愛美「チョット話しがあるんだけど」
川村「告白?俺9つも年下に興味ないんだわ」
赤松「川村っ!!!」
川村「・・・・やべっ」
咄嗟に口を押さえる川村。
ビンゴだ!!!
怪しすぎる。
愛美「聞きたい事があるの。キミのケータイの着うたの事で」
川村「!!!!!」
赤松「!!!!!」
二人は驚いていた。
愛美「教室に戻ってくれないかな」
川村と赤松はお互いを見合わせた。
川村「オマエ・・・着うたの存在知ってるのか?」
愛美「知ってる」
川村「・・・・分かった」
愛美達4人は教室に引き返した。
*