〈BL〉約束は保健室で。
触れた温もり 蓮side
信じられなかった。
夢かと思うほど。
夢だと言ってくれた方が納得できたとさえ思う。
何せ、鬼の風紀委員長と呼ばれた男が
俺の膝の上で眠っているのだ。
絶対友達に言っても信じてくれないだろう。
柔らかそうだと思って触れた
髪はすごくサラサラしていた。
怒られるかなと思ったけど…。
擦り寄られた。
さすがに照れたというか…、
恥ずかしくなって制止の声はかけたが、
もう寝ていたのか反応はなかった。
すごく…、心臓がドキドキする。
おかしい…、何でこんなに心臓の鼓動が速いんだろう。
相手は自分の天敵の風紀委員長。
しかも…、男だ。
俺、どうしたんだよ……。
訳が分からなくなって、思わず
撫でる手を止める。
夢かと思うほど。
夢だと言ってくれた方が納得できたとさえ思う。
何せ、鬼の風紀委員長と呼ばれた男が
俺の膝の上で眠っているのだ。
絶対友達に言っても信じてくれないだろう。
柔らかそうだと思って触れた
髪はすごくサラサラしていた。
怒られるかなと思ったけど…。
擦り寄られた。
さすがに照れたというか…、
恥ずかしくなって制止の声はかけたが、
もう寝ていたのか反応はなかった。
すごく…、心臓がドキドキする。
おかしい…、何でこんなに心臓の鼓動が速いんだろう。
相手は自分の天敵の風紀委員長。
しかも…、男だ。
俺、どうしたんだよ……。
訳が分からなくなって、思わず
撫でる手を止める。