〈BL〉約束は保健室で。
会長登場 李央side
静かに彼の言葉を待つ。
自分でも、なんであんな事言ったのか分からない。
反省文の代わりにさせた。
ただ、それだけのことなのに。
眠そうに欠伸をかみしめる彼を見て、何故か御礼をしてあげたいと思ってしまった。
…馬鹿ですか、僕。
これじゃあ、全くさせた意味が無いというのに。
「…じゃあ、…してもらってもいいか…?」
首を傾げてこっちを見る彼。
それを何故か赤面する僕。
おかしい、明らかに、本当に僕はおかしい。
彼を見て、――可愛いと思ってしまった。
「…えぇ、構いませんよ」
動揺を隠すため、普段通り振舞う。
内心、心臓はバクバク鳴っているし、顔も赤いはず。
そんな僕を見て、きょとんとする彼。
気づいては居ないようだが、気づかれるのも時間の問題。
まずい、非常にまずい。
バレるなんて、恥ずかし過ぎる。
そして夢の中の出来事を思い出す。
自分でも、なんであんな事言ったのか分からない。
反省文の代わりにさせた。
ただ、それだけのことなのに。
眠そうに欠伸をかみしめる彼を見て、何故か御礼をしてあげたいと思ってしまった。
…馬鹿ですか、僕。
これじゃあ、全くさせた意味が無いというのに。
「…じゃあ、…してもらってもいいか…?」
首を傾げてこっちを見る彼。
それを何故か赤面する僕。
おかしい、明らかに、本当に僕はおかしい。
彼を見て、――可愛いと思ってしまった。
「…えぇ、構いませんよ」
動揺を隠すため、普段通り振舞う。
内心、心臓はバクバク鳴っているし、顔も赤いはず。
そんな僕を見て、きょとんとする彼。
気づいては居ないようだが、気づかれるのも時間の問題。
まずい、非常にまずい。
バレるなんて、恥ずかし過ぎる。
そして夢の中の出来事を思い出す。