Band Man!!
「いいよ、教室行くんでしょ
ついてきて」



「あ、はい・・・」




わけがわからないまま
とりあえずついていくあたしたち。




「3組はーっと・・・ここ、ここ」




あんまり歩いてないのに
1年3組と書いた教室の前にたどり着いた。




「あっ、ありがとうございます」




とりあえず中は入んなきゃっ!




ガラガラッ




ドアを開けようとしたとき
その人は先にドアを開けて中をのぞく。




「・・・有明!?どうしたんだ?」




「この子達迷ってたみたいなんで
つれてきました」




「・・・そうか・・・わざわざすまんな
成瀬、高倉、早く入りなさい」





あれ・・・怒られ・・・ない?



あっちゃんと顔を見合わせると
急いで席についた。


< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop