神様は知っている
そういや。昨日もなんか変だった気が……
不思議そうに純平を見つめると。
急にニカッと笑った
「…俺が紅茶いれてやるよ!」
「あぁ………………?」
別に紅茶でもいいけどさ……
何なんだよ、さっき見たコイツのあの表情
「………………」
「お、パン焼けたぞ?」
「ん、」
「コウ。砂糖は?」
「ちょっと入れて」
…………ん~
別に普通なんだけどな~……
コーヒーを嫌がる理由があるのか……??
たんに苦手ってだけかもしんねぇしな。
気にしてもしょうがねぇか……
「コウ?食わないのかよ?」
「今食おうとしてんだろ……」
「でもまだ食ってないじゃん」
「……ん。もう食った。」
「ならいいや」
しつこさも昨日と同じだし。
てか。キッチンで立ち食いかよ……
まだ時間あんだから…座ってゆっくり食いたかった。