神様は知っている
明日からは、ここらの高校に転入する予定
「メアド教えてくださ~い!」
「俺持ってねぇし。」
「じゃぁ家の電話番号!」
「めんどい。」
俺はすたすたと歩き出した。
後ろから着いてくるパンダがウザいから、なるべく早足で歩いた
「……~もぅ!!」
すると。しばらくは着いてきていたパンダは諦めてくれたようだ
何がもぅっだよ……
逆に俺が言いたいわ!
「あ!ねぇ、あの仔可愛くない!?」
「マジだ~!声掛けちゃう??」
今度は年上に目を付けられた……
ちょっと顔を綺麗にしすぎたのか?
…ガン見してくる女から逃げるようにして、俺は自分の家へと向かった。