君の隣で ーセンセイとアタシー


side.aoi


「ふぁ~………ふ」


飲みすぎたってことはない、真壁は飲みすぎて吐き出して、鈴村を伴って真壁のマンションに行った

俺はそこで帰るつもりだったのに


「終電がなくなったので、ここで一晩過ごさせてもらいます」


なんて鈴村が言った


「そうですか、僕は帰ります」


って置いてくつもりだったのに、鈴村は


「でも…朝真壁先生に誤解させても…」


って言うものだから、和奏が待っているってわかってはいても、電話も出来ないまま一晩過ごしてしまった

もちろん真壁の寝室で、鈴村はリビングのソファーで




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