君の隣で ーセンセイとアタシー
起きると真壁はベッドにはいなかった
ん…起きたんだな…
なんてぼんやりとしていると
「っ、和奏っ!」
和奏に連絡をしてないことを思い出して携帯を探した
「っ…あっち(リビング)か」
もそっと寝室から出ると
「あ、葵衣…」
「き、如月先生…」
なぜか真壁と鈴村が向き合って気まずい雰囲気を出していた
「おはようございます…あの…僕の携帯…」
俺が携帯と言うと、二人はびくりと肩を震わせた