君の隣で ーセンセイとアタシー


よく眠れなかったけど…


あたしはいつものように6時に寝室から出た

でもそこにはいつもは絶対にない光景が



「お、おはよう……和奏」


いつもならまだ夢の中の先生がキッチンに立っていた


「…おはようございます」


あ…いやだな…他人行儀にしちゃった…


案の定先生の表情が曇った

どうしてか先生の顔がまともに見れない


「……」

「……」


そして昨日のように沈黙と気まずい雰囲気が漂った


あぁ…朝から…


そう思ってもあたしは何も出来なかった




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