君の隣で ーセンセイとアタシー
続*旅行?②
「えへへ…ちょっと恥ずかしいね?」
「そう?あたしは結構嬉しかったけど?」
そう言って真美ちゃんは手を繋いできた
「だってあたし今まで和奏との壁があったもん」
「か、壁?」
「うん、壁。」
真美ちゃんとは1年生の時からのお友達
でもあたしは先生のことも、自分が“お金持ち”ってことも話せなくて…でも真美ちゃんがそんな風に感じてるって知らなかった