君の隣で ーセンセイとアタシー


side.aoi


「さて、そろそろ出ますか、生徒もいないですし」

「そうですね」


川藤先生の一声で夕食会場にいた数名の先生たちが席を立った


もちろん俺も


時間は8:30、夕食が終わった生徒たちが売店にいる頃

一応消灯時間は10時だけど、どうせ明かりだけ消して起きてるのか普通だろう


ま、それは良いけど、異性の部屋に行くのはもちろんダメ

俺も学生時代にそういうことをしてないわけじゃない、むしろ女子たちが俺の部屋になだれるようにきたんだけどさ




< 277 / 345 >

この作品をシェア

pagetop