君の隣で ーセンセイとアタシー
side.aoi
「さて、そろそろ出ますか、生徒もいないですし」
「そうですね」
川藤先生の一声で夕食会場にいた数名の先生たちが席を立った
もちろん俺も
時間は8:30、夕食が終わった生徒たちが売店にいる頃
一応消灯時間は10時だけど、どうせ明かりだけ消して起きてるのか普通だろう
ま、それは良いけど、異性の部屋に行くのはもちろんダメ
俺も学生時代にそういうことをしてないわけじゃない、むしろ女子たちが俺の部屋になだれるようにきたんだけどさ