君の隣で ーセンセイとアタシー
俺はもう人見を気にしなかった
そこがマンションの地下駐車場でも…他のマンションの住人に見られようが愛車の中で抱き合った
和奏は泣きながら俺の名前を呼んだ
「好きっ!っ…ひくっ…好きぃ、あお…いさんっ…」
俺も和奏を何度も呼んで何度も好きと言った
「っ…和奏…」
「…ふぇっ…」
ヤバい
俺は和奏から身体を話して和奏の目元に溜まった涙を吸った
「…もう泣くな…」
「う、ん……っん…んんっ」
ちゅっちゅっと何度かキスをした
和奏の涙は次第に引いていった
そのかわりに息が上がってきた
「っ…はぁっ、」
「これでも好き?」
ついききたくて聞いてしまう
でも…
「うん、好きっ!」
抱きついてきた和奏に
「俺は大好きなんだけど?」