君の隣で ーセンセイとアタシー
初*嫉妬?
「先生は悪くないの…あたしが…起こさなかったから…でも先生は一緒に行こうって………」
だから先生を責めないでってお母さんにすがった
「……そう、和奏がそう言うなら…でもね?もしもう一度同じことがあれば毎日車で送るから、ね?」
お母さんも心配していってくれているからあたしも「わかった」と頷いた
「奥さま、私は和奏さんの着替えを用意して参ります」
志乃さんがあたしの好きな紅茶を入れてサイドテーブルに置いてくれた
「そうね、和奏、お母さんも一度帰っても大丈夫?お父さんにも電話したいし…」
「うん、…お母さんも着替え持ってきてくれれば一人でも大丈夫だから…お父さんにも来なくて良いって言って?」