君の隣で ーセンセイとアタシー
俺もダメって…だって…その話は2日前のときに終わったはずじゃ…
「それに…バレちゃうよ…」
「たまたま一緒の電車に乗った位じゃバレないよ、ちょっと早く学校に着くけど」
先生は新聞を畳むと、キッチンに入ってきてトースターから焼けた食パンを出してお皿に盛った
「ほら、早く食べよ?卵も焼けたろ?」
「でも…」
「和奏、言ったろ?俺はダメだって、早く準備しなきゃ間に合わない」
そう言ってテーブルにあたしが作った朝ご飯を並べだした先生
もう…ばれても知らないもん