君の隣で ーセンセイとアタシー


side.aoi


「はい、ではこの訳を…さん」


和奏の手作り弁当(愛妻弁当)を食べてから眠たくなる午後の授業


俺は欠伸をかみ殺していた


昨日の残りのおかずもあったけどそんな文句は言わない


金があるからって(お互いにブラックカードを持っている)散財するのは好きじゃないから、和奏の節約(?)術はただのお嬢さまってわけじゃないんだなって思った



それにしても今日はせっかく二人きりで通学出来るって思ってたのに…鈴村のせいで無駄に時間を過ごしてしまった




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