I need you.
別れた事は、次の日亜美菜に伝えた。

「遊んでっからだよ、ばか」
「ん‥ごめん♪」
「次は本命見つけな!」

そうだね‥。
でも、今は恋愛したくないや。
疲れちゃった。

「莉璃!」

声が聞こえた方を見ると、教室の入り口に、部活の後輩の智夜が立っていた。

「ちょっと来て」
「なに?」
「いいから!!」

仕方なく、あたしは教室から出て智夜についていった。
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