巫女が捧げるモノ
謎な男



あれから、毎日リアスは私たちが出会った場所に現れる。



「リアス、今日早いね」


「お前が今日遅いんだよ」



そう、ふて腐れる彼が最近可愛くて仕方ない。



「こ・ゆ・き」


「……あ?」


「だから、私“お前”じゃなくて心雪っていう名前があるの」


「…ふぅん?」


「…ふぅん?じゃなくて!!ちゃんと名前呼んでよ」



何回か交渉したことあるんだけど、いつもはぐらかされるんだよね…



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