君にゾッコン注意報
『…どうしたの??』
「Yシャツ…。」
Yシャツ??
それがどうかした??
そう思いながら、あたしは自分のYシャツをチラッとみる。
そして、あたしも驚いてしまった。
『ハート…。』
思わずポツリと呟く。
あたしがこぼしたコーヒーの染みは、
丁度、心があると言われている胸のとこに位置していて。
しかもハートの形をしていた。
…偶然だろうか、はたまた神様が意図的にやったのか。
あたしには、自分の中に隠れている気持ちを表してるように思えて、仕方なかった。