君にゾッコン注意報


「まぁ、いいや。」

『えっ??』



突然の大人らしい声に、あたしの笑いが思わず止まった。



先生、さっきと雰囲気が全然違う…。


本当にさっきと同一人物が声出してるの??

って感じ。



あまりの変わりように、思わずあたしは、まじまじと先生の顔を見てしまった。



「金本が笑ってくれるなら、それでいいや。」



そう言いながら先生は、スラッと微笑んだ。



そんな仕草に思わず、


きゅーんとくる。



< 13 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop