君にゾッコン注意報


怖かった。


今からフラれてしまいそうで、怖かったんだ。



…だからかな??

いつの間にか、こんなことを口走っていた。



『…先生から話していいですよ??』



一瞬の沈黙が走る。


その沈黙がとてつもなく嫌だった。



お願いだから、何か言ってよ…。



「…わかった。じゃあ単刀直入に言う。」

『……。』







「もう、こうやって話すの辞めないか??」




< 182 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop