君にゾッコン注意報
その瞬間、先生の大きな目とあたしの目が一致した。
先生の目に、あたしの顔が映っている。
「美緒…。」
そして、あたしの名前を甘く呟いた。
…なに、この甘い雰囲気。
しかも、先生の顔があたしの顔に近づいてくるし。
これって…、世に言う『キス』ってやつ??
『先生っ』
慌てて先生の名前を呼ぶ。
でも、先生の顔は近づいてくるばかりで、先生は止まることをしらない。
ちょっどうしよ…。
まだ、心の準備ができてない…。
つうか…
なんで突然!?