君にゾッコン注意報


『…わかった。』



先生のこともあるし。


結局、自分自身のためでもあるかもしれない。



変わりたい、

そう思った。


初めて誰かのために、『変わろう』って思えたの。



正直、健クンと話せる自信はないけど。


この気持ち、無駄にはできないよね!



『…あたし、今日、先生にお願いしてみる!』

「おぅ、言ってきな。」



そう言って美々は、満面な笑みを見せてくれた。







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