君にゾッコン注意報
なんとなくだけど…、
先生の信頼が失われるような発言はしたくなかった。
なんだかんだ言って、先生はいい先生だもん。
もしも手違いがあって、先生があたしに告白したのがバレたとしたら大変なことになる。
先生には、あたしの「先生」でいてもらいたいから。
「ふーん。そっか。
じゃあ、話せるようになるの待ってるよ。」
さすがあたしの親友。
あたしのただなる雰囲気を感じとったのか、これ以上は何も聞いてこなかった。