君にゾッコン注意報


『わぁー。』



思わず感嘆の声を上げてしまった。



先生の家はシンプルで、よくある1LDKタイプ。


1人暮らしの男の人にしては、綺麗な方だと思う。


部屋は全体的に黒がメインで、物が少ない。


先生は、勝手に散らかってるイメージをもっていたから…

正直びっくりだった。




「お茶とかいる?」

『いえ…。』



そう言いながら、あたしはリビングにあるソファーにちょこんと座った。


先生はベッドで寝ていいって言ってたけど…


さすがに奥までいくのは気が引ける。




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