君にゾッコン注意報
「お粥も食べたし…ベッドで横になるか??」
『はーい。』
言うが早いか。
あたしは勢い良く寝室へと繋ぐ扉をあけると、ベッドにダイブした。
さっきは遠慮してたけど…
今は気分がhighなので、そんなの全然気にならない。
むしろあたしからは、遠慮の『え』の字もなくなっていた。
『おやすみなさい。』
小さく、つぶやく。
先生はあたしの声に気づいてるのか、気づいてないのか。
上機嫌に鼻歌なんて歌いながら、食器を片していた。