君にゾッコン注意報


「金本…??」

『触んないでください!!』


あたしは一歩、二歩と後ずさり。


ついでに胸の前で腕をばってんにして、しっかりガード。



「どうしたんだ??」

『あたし、男嫌いなんです。』



そう言った途端、あたしたちの間に沈黙が走った。


先生は大きい目をさらにまん丸にしてる。


それでもあたしは、構わず進めた。



『話すのも無理だし、触られたりしたら拒絶反応おこしちゃうもん。』


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