偽りの代償
だがゆいはきっと俺を信用してないだろう・・いや・・・あんなにあっさり俺の告白をOKするのはきっと・・考えがあったのかもしれない・・



早朝、電話がきた、

「はい」


「海君、私ゆいだけど、これから大学行くの、迎えにきて?」


「えっ?でも俺車・・」


「タクシーでもいいじゃん、何でも言うこと聞くんでしょ?」




そう言って一方的にゆいに電話を切られた。



さっそくか・・



予想どうりだった・・きっとゆいは我儘を言って俺に復讐するつもりなんだろう・・

昔付き合ってるとき、ゆいは我儘なんて言わず、純粋だった。


そんな純粋でいい子だったゆいを俺は傷つけた、だから・・俺はとことんつきあうよ。
< 121 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop