偽りの代償
老人ホームでの仕事を終えて俺は帰りにコンビニにより、買い物を済ませる。


店を出たとき、裏の駐車場あたりから、口論のような声が聞こえた。



「あんたさ~ここのバイトやめてよね?」

「そうそう、評判悪いし、店のお金をいつ盗られるかわかんないし」

「なんでよ!」

「聞いたんだから!あんた前にバイトも問題起こしてクビになったんだって?」

「それにあんたが昔いた地元での噂聞いたんだから・・・あんた嫉妬して人を殺そうしたんだって?」


「・・・」


「ホントなんだ?怖いからやめてよ!それに人の男にも色目使うのもさ!ヤリマンだって噂よ!」


「色目なんか使ってないわ!あの男が勝手に言い寄ってきたんだから!」

「ムカつく!あんたがいた高校の卒業生に聞いたんだからね!あんた、そのせいでみんなにいじめられてたんだってね!それでも反省してないなんて・・根性腐ってるわ!」


そう言って、一人の女を何人かがたたいたりけったりだった。


いじめか?

さすがに酷いから止めようよしたとき・・
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