偽りの代償
暫く沈黙して後藤はゆっくりと話す・・・




「ゆいは・・・病気だ・・記憶障害である期間の間の記憶を忘れてしまうらしい・・」



「記憶障害・・・」



「たまにすべてを覚えていることもあれば、忘れていることも・・」



「進行は早く、明確な治療はないらしい・・・・脳に小さな損傷があったのが原因かもしれないってな・・あの事故のときだ・・・」



「!!」


事故・・・
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