偽りの代償
後悔
その日はそのまま家に帰ってから、ゆいにどう話そうか考えていた・・




翌日になってもおれはゆいに真実をいうことができずにいた・・


ゆいが無邪気に笑って、俺に美味い弁当を作ってくれる・・


もし・・あのことを言えば・・ゆいは傷ついて・・許してくれないかも・・


嫌われて・・もう俺に話しかけてくれないかも・・


それが怖くて・・いざとなると言えない・・


嫌われて当然なのに・・そうなるのが怖い自分・・・



























だけど・・俺は早くあのことを言わなかったことを後悔することになる。
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