偽りの代償
罪の重さ
俺はすぐにでもゆいに会い謝りたかった・・あのときのゆいの怒りは俺の想像以上だろう・・・


ゆい・・ごめんよ・・ごめん。

********翌日



俺は仲間たちに賭けはだめだったことを伝え、金を払った。




仲間うちでまたやろうとさそわれたが俺はもういいと抜けた・・


一度だめなくらいでダサいとばかにされたが、どうでもよかった・・


その中の一人で俺と一番仲のいい、シンが俺を心配していた。


「なぁ・・海お前、どうしたんだ?もしかして、高橋のこと気にしてるのか?」




俺はシンにはすべて話した、途中からゆいを好きになり、賭けのことを話して好きだと言おうとしたこと、ばれて金を投げつけられたこと・・今はすごく後悔してること。



「そうか・・じゃああの金は高橋からの?」


「いや・・俺の小遣いと親から何とか前借りした金・・・」


ゆいからの金なんて使えなかった・・・。


ゆいに会えたら返そうと思ってる。





「もし謝るなら俺も一緒に謝るよ・・」


「あんがとな・・でも今は本人がいなきゃ・・」


ゆいはあれから本当に学校に来なかった。
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