偽りの代償
ゆい・・


待っているが来ない・・


駄目か・・後ろを向き、数歩あるく・・・

家に押しかけてみるか・・門前払いだろうが・・




だがそのとき、遠くの方で、女が二人、いるのがみえる・・



一人の女はゆい?もう一人は・・みく?


走り駆けつけようとしたとき、ゆいがみくにつきとばされるように転んでいた・・



ゆい!!



そのとき、ゆいの近くに車が・・・


「「キキー」」



「ゆいっーー!!」




一瞬のことだった・・・


この辺は車両禁止区域なのに飲酒運転らしい車が飛び込んで・・・・


ゆいをはねていた・・



「ゆいっ!ゆいっ!」


俺は・・急いで血だらけのゆいを抱きしめていた・



「あ・・あたし・・ただちょっとぶつけただけで・・こんな・・こんなことになるなんて・・」



みくがパニックになっていた・・



俺はゆいを抱きしめたままみくを睨んだ・・


「絶対許さない!!」




ゆいと俺は救急車にいた。



みくはその場近くにいたやつに突き飛ばしたとようにみられ、警察に事情をきかれるという名目で連れて行かれた。
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