天使の笑顔
朱理がそっと俺の足元に座り、俺を優しく包んだ。




その小さな体で・・・。





「隼人にぃ、
しゅっ、朱理がいるからね。隼人にぃのそばに、朱理はずっといるからねっ。



・・・・だって朱理は


隼人にぃの、たった一人の妹でしょっ?」






泣きじゃくりながら、声を振り絞ってそう言った。
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