天使の笑顔
「そっかぁー・・・。」


朱理は一瞬笑顔を見せ、また窓の外を眺めた。




「何?
朱理はどうなんだよ。」





「そんなのいない。

けど、
好きな人がいるんだぁ。」




表情は分からないけど、その声は少し寂しそうだった。



俺の鼓動がドクドクと早まった。

< 7 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop