天使の笑顔
約束
あまり仕事に集中出来ずに終わってしまった。




ドサッ―



家に帰りベッドに倒れ込む。どっと眠気が襲う。

薄れていく意識。




「朱理―・・・」



夢かな。



イスに座り、頭を抱え泣いている俺・・・。

その足元に座り、俺を抱きしめながら泣いている朱理。







・・・・・・・あぁ、

これはあの日だ。


両親を亡くしたあの日―・・・



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