俺様王子様とドキドキ同居生活!?
「鈴華がうちに来てから、毎日帰るのが楽しみになってて、いつの間にか好きになってた。
俺の事を知らかったのはお前くらいで、なんか俺の内面を見てくれているみたいでな笑っ」




竜はずっと好きだったんだ…




「俺、馬鹿だからずっと言えずにいて、そんなとき鈴木とお前が抱き合っていたのを見ちまって…
俺、てっきり鈴木と付き合うことになったと思って、加奈子で忘れようとした。
だけど忘れれなくて…

ただただ自分に甘えて逃げてた…


最低だよな…」



竜はあの時…見てたんだ。
私そんなこと知らなくて…


竜も傷ついてたんだ。



竜は最低なんかじゃない。


「嫌われてるってわかってる。
だけどやっぱりお前しか愛せなくて…」




「竜。嫌いぢゃないよ。
私、竜が好きだよ。
竜が大好きだよ。」


私は、思わず竜に抱きついていた。


そして、、、、




抱きついた瞬間…
竜の温もりを感じて
何かの糸がきれたように



涙がどっと溢れてしまった。





うわあ~ん~



声をあげて泣く私に、竜はギュッと抱きしめて頭を撫でてくれた。





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