俺様王子様とドキドキ同居生活!?
「どうぞ…。」


私がそう言うと竜は、
ずかずかと入って来て私のベッドへ、ドカッと座った。

「で、下着返して。」


私がそう言うと


「どうしよっかな~。」


な、なんだコイツ。ホントに下着泥棒でしょ!?



「なあ、鈴華今日からペットなあ?」


「は?」


コイツ頭可笑しいの?


「今日からここの家族になるんだし~
鈴華は妹って感じじゃないし~
なんつーかチワワみて~!」


チワワ?
私は人間ぢゃなくて犬に似てるの?
チワワ好きだけどだからってコイツが飼い主~!?

まあ居候だしペットみたいな感じですけど笑っ


「竜って、、やっぱり…
変態!?」



「あ??おめえ…
下着返さねーよ?」


キッと私を睨む変態竜。

竜さん恐いんですが…


しょうがなく…


「わかった。チワワでも何でもいいから返して…」


「返してください。でしょ!?」



「返してください。」



何で私が…
もームッカムッカだよ!


てゆうかコイツ王子様ぢゃなくて俺様王子様ぢゃん!


嫌…、俺様変態飼い主だ!



私が膨れっ面のまんまいると、



「よ~し!よ~し!返してやるよ!」


ひょいっと下着と着替えを私の頭の上に置き



「今日から調教だかんなっ!!すーちゃん♪
お前は俺にさからえない。」


ぷにーっと私のほっぺをつねりニカッと笑った。


うわっ
笑った顔は可愛~

って馬鹿ぢゃん私!


一瞬悪魔の笑顔にとらわれそうになったけど
フリフリ首を降り竜の指をかんだ。



「痛っ」



「お返し~」



あっかんべーをして
急いでお風呂場へ向かった。



ったく私はとんでもない
俺様変態王子様と同居するみたいだ。



お母さん~
早く帰ってきて~!!






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