エンレン。
「ふぅ~。」
夕飯を食べ、テレビを見ながらゴロゴロしていたら『早くお風呂入ってよね。』とお母さんに言われ、渋々お風呂に入り、出て、帰宅したときと同様にベットに倒れこんだところだった。
「どんな人なんだろ~?」
無意識にそんな言葉が口を伝う。
ご飯のときも、お風呂のときも、あの『あおい』という男の子の事が気になって、頭から離れなかった。
好きとかそんなんじゃないけど、なんとなく気になる。