【短編】way to love
「はい」
宇佐美はキャラメル一つ差し出した
あたしは差し出されたキャラメルを宇佐美の手の中からそっと取った
食べてみると、いつも食べていたキャラメルとは違った味がした
何が違うのか分かんないけど
涙が出てきそうになるよ…
♪~
「あ、俺の携帯か」
宇佐美は立ち止まり自分の携帯を取り出し開いた
その瞬間、宇佐美の表情が変わった
その一瞬をあたしは見逃さなかった
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