【短編】way to love


でも、こんなものはひがみにしか聞こえない

宇佐美を好きになってもらえなかった

負け犬の遠吠えに過ぎない


「行ってあげなよ…彼女のとこ」


あたしはいつだってこんな風に友達として背中を押すフリをする

後悔をするとわかっていながら


宇佐美は一点を見つめていた


わかってる…


宇佐美は行く。彼女のところに



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