【短編】way to love


「今頃チューでもしてっかな、アイツ」


「案外まだ手も繋いでなかったりしてね」


あたし達は外から聞こえる大きな花火の音を聞きながら、買ってきた屋台の食べ物を口にほおばる


この二人はあたしが宇佐美が好きなことを知らない

なぜか言えなかった


だからこんな会話をするのは当たり前


一緒に笑っているけど
その度に心の中は雨模様…


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