Kind


「おい」

「何…?」

「泣きそうだけど」

「…」

泣きそう?あたしが?




「はいよ~。熱いからね」

調度、まりさんがお好み焼きを運んで来た。


「時間ないし、早く食べよう?」

それ以上、夢は何も聞いて来なかった。



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